在宅勤務中、「お昼ごはんどうしよう…」と悩む人は多いはずです。朝から仕事モードで集中していると、気がつけばお昼が目前になっていて、慌てて何かをかきこむ…そんな経験はありませんか?
- 時間がない(会議や作業で昼休みが短くなりがち)
- 作る気が起きない(キッチンに立つのが面倒)
- 毎日同じで飽きた(マンネリ化して気分も沈みがち)
ついコンビニやデリバリーに頼ってしまうのも無理はありませんが、続けていると出費がかさむし、ちょっとした罪悪感も残りますよね。さらに、外に買いに行く時間や待ち時間を考えると、意外と時間が取られてしまうことも。
そんなときに役立つのが、“10分で作れる簡単ランチ”です!忙しい在宅勤務の合間でも、少しの工夫で自分のために手早く作れるごはんを用意できれば、午後の過ごし方もグッと快適になります。
昼休みの“10分”があれば、自炊は意外とできる!
「料理=時間がかかる」というイメージを持っていませんか?多くの人は、料理と聞くと、包丁で野菜を切って、コンロを使って火加減を調整し、鍋やフライパンを洗って…と、手間と時間がかかる一連の作業を思い浮かべがちです。しかし、在宅勤務中のランチにそんな手間をかける必要はまったくありません。
実は、火を使わずに電子レンジやフライパン1つで完結するレシピを活用すれば、意外なほどあっという間にごはんが完成します。電子レンジ調理なら、食材を耐熱容器に入れてボタンを押すだけ。フライパンでも一品料理で済ませれば、洗い物は最小限です。調理+食事+片付けまで含めても30分で十分収まるので、昼休みの時間を無理なく活用できます。
さらに、調理前に食材や調味料を手の届く位置にまとめておくだけで、動作のムダが減り、調理時間がさらに短縮されます。ちょっとした段取りの工夫が、自炊をグッと現実的で続けやすいものにしてくれるのです。
おすすめレシピ5選
1. ごま油香る「韓国風のり卵がけごはん」
材料:ご飯、卵、ごま油、韓国のり、醤油
作り方:
- ご飯に生卵をのせる
- ごま油をひとまわし+醤油を少々
- 韓国のりをちぎってのせるだけ
時間:約2分
2. ツナ×豆腐の「冷やしおかずスープ」
- スープカップに豆腐を崩して入れる
- ツナ・白だし・水を入れてレンジで2分加熱
- ネギをのせて完成
時間:約5分
3. 食パンで作る「即席ピザトースト(トースター不要)」
- 食パンにケチャップを塗り、具材とチーズをのせる
- ラップなしでレンジで1分半(600W)
時間:約5分
4. レンチンだけで完成!「豆腐とわかめのとろみスープ雑炊」
- 耐熱ボウルにすべて入れてレンジで3〜4分加熱
- とろみをつけて食べやすさUP
時間:約7分
5. 冷凍シュウマイ活用「包まないレンジ点心プレート」
作り方:
- お皿にカット野菜→シュウマイをのせてラップ
- レンジで加熱(シュウマイの表記時間でOK)
- ポン酢をかけてそのままワンプレートランチ
時間:約6〜8分
調理をさらに時短するためのストック食材&道具
在宅勤務中の昼ごはんは、「いかに早く・ラクに・片付けまで終わらせられるか」が大きなポイントです。
ここでは、先ほど紹介したレシピに合わせて、冷蔵庫やキッチンに常備しておくと便利なストック食材と、調理を効率化する道具をご紹介します。
1. 冷蔵庫・冷凍庫に常備したいストック食材
ツナ缶
どんな料理にも使いやすく、開けてすぐ使えるため非常に便利です。丼物やスープ、トーストなど、和洋中問わず活躍します。
絹ごし豆腐
レンジ調理にも向いており、冷たいままでも温めても美味しく食べられます。ごはんにのせたり、スープに加えたりしてボリュームを出せます。
韓国のりや焼き海苔
ごま油や卵と合わせてごはんにのせると、香り豊かで満足感のある一品になります。切る必要もなく、手軽に使えるのが魅力です。
冷凍シュウマイ
主菜がないときの代わりにすぐ使える便利アイテムです。電子レンジで加熱するだけで完成し、ワンプレートごはんにも使えます。
カット野菜ミックス(キャベツやもやしなど)
下処理なしでそのまま使えるため、時間がない日でも野菜を摂ることができます。冷蔵・冷凍両方のタイプがあり、電子レンジで温めるだけで副菜になります。
2. 持っておくと便利な時短調理グッズ
レンジ対応の耐熱タッパー(深めのもの)
丼物、スープ、雑炊など、あらゆる料理に使える万能容器です。ラップ不要のフタ付きタイプなら、そのまま保存も可能です。
シリコンスチーマー(折りたたみ式)
蒸し料理風にも使え、加熱後の片付けが簡単です。折りたたんで収納できるので、一人暮らしの狭いキッチンにも向いています。
パスタ用の電子レンジ容器
パスタを茹でるだけでなく、うどんやパンの温めにも使えるため、1つあると活用の幅が広がります。
ごま用のミニすり器や小分け調味料容器
少量だけ使いたいときに便利で、下ごしらえの手間が減ります。冷蔵庫内で調味料をすっきり収納したい方にもおすすめです。
キッチンはさみ
包丁やまな板を使わずに具材をカットできるため、洗い物が格段に減ります。ウインナーや野菜のカットにも使えます。
昼休みを“ちゃんと休む時間”にするために
お昼ごはんを自分で作ると、仕事の一区切りにもなります。パソコンの前に座ったまま何となく食事をするよりも、一度席を立ってキッチンに向かうことで、頭と気持ちをリセットするきっかけになります。
簡単な料理でも、自分の手を動かすことで気分が切り替わり、自然とリフレッシュできるのです。特に在宅勤務では、仕事とプライベートの境目が曖昧になりやすいので、この“区切り”を意識することがとても大切です。
また、料理は気分転換になるだけでなく、長時間座りっぱなしで凝り固まった体を動かす良いきっかけにもなります。キッチンで歩いたり、簡単な片付けをしたりすることで軽いストレッチ効果があり、午後の眠気や体のだるさを防ぐことにもつながります。こうした小さな行動が、午後のパフォーマンス向上に大きく役立つのです。
さらに、昼休みを“ちゃんと休む時間”と位置づけることで、仕事のリズムが自然と整っていきます。ランチの時間を単なる食事タイムではなく、自分をリセットし、次の時間に備える大切な習慣として活用すると、午後の集中力や作業効率もグッと上がります。音楽をかけたり、窓を開けて空気を入れ替えたりするなど、ちょっとした工夫を取り入れるだけでも、気持ちの切り替え効果は抜群です。
「10分ごはん」で午後もラクに乗り切ろう!
忙しい在宅勤務中でも、ちょっとの工夫でお昼ごはんはぐっと楽しく、そして充実した時間に変えることができます。たとえば、お気に入りの器やランチョンマットを使うだけでも気分が変わりますし、窓辺の明るい場所で食事をするだけでも小さなリフレッシュになります。好きな音楽を流しながら食べるのもおすすめです。わざわざ外食しなくても、自宅の中でちょっとした“特別感”を演出することは十分可能です。
また、ランチ作りに完璧を求めなくても大丈夫です。忙しい日には、冷凍食品や缶詰、カット野菜などをうまく組み合わせて、自分にとって無理なく続けられるスタイルを見つけましょう。ほんの少しの工夫でランチ時間の満足度は大きく変わりますし、体と頭をリフレッシュすることで午後の仕事にも前向きに取り組めるようになります。自分なりの“ラクうま”ランチを楽しみながら、在宅勤務の日々をもっと快適に過ごしましょう!

